スタートレイル(星の軌跡)

スタートレイルのやり方をご紹介

上のような星の軌跡をうつすようなスタートレイルとも呼ばれる写真を作るのは意外と簡単です。
やり方は色々あると思いますが、今回は写真をたくさん撮って合成する方法(比較明合成)を簡単にご紹介したいと思います。

スタートレイルを作成するにあたって必要な作業は、


①写真を撮る
②レタッチをする
③合成する

です。

①写真を撮る

まずは、星空の写真を撮っていきます。
星空の写真を撮るときのカメラの設定はいつも適当ですが、設定は下記のような設定で撮ることが多いです。

レンズ: 広角レンズ
フォーカス: MF(マニュアルフォーカス)
シャッタースピード: 20〜30秒
絞り: F1.8
ISO感度: 1000〜3200

上記の設定で三脚に固定しピントを合わせて、何枚も同じ構図で連続で撮影していきます。
連続で撮る方法は、カメラの内臓機能のインターバルタイマーや外部に接続するレリーズなどを用いて設定していきます。
時間としては、30分〜2時間程度撮るといい感じになるんじゃないでしょうか。
上記の写真は1時間くらい連続で撮りました。(北極星を中心にして撮ると円みたいな軌跡が描けるのでおすすめです)
寒いとレンズが曇ってしまう場合があるので、レンズヒーターなどもあるとなお良しです。

SONY α7Cのインターバルタイマーの例

②レタッチする

レタッチは普段使っているレタッチソフトで行ってください。
この後合成をする際に、明るい部分が入ってくるので、不要な部分は修正しておくといいと思います。
画像の修正が完了したらJPEGで出力し素材の準備は完了です。

③合成する

最初にもお伝えした通り、撮影したたくさんの素材を比較明合成という方法を使って合成していきます。
比較明合成をするにはツールを使うのがおすすめです!

Macであれば「StarStaX」というソフトで簡単にできてしまいます。

StarStaX
https://markus-enzweiler.de/software/starstax/

使い方も下記のブログ記事でわかりやすく解説してくださっているのでわからない方は参照してみてください。

Macで比較明合成をするならStarStaXが超オススメ! – ログカメラ
https://logcamera.com/starstax/

Windowsであれば「SiriusComp」というソフトが利用できるみたいです。
PhotoShopなどでも比較明合成は可能だと思うので、細かいやり方は調べてみてください。

以上、スタートレイルのやり方の簡単なご紹介でした。
他にも便利なものがあればぜひコメントなどで教えていただけたらなと思います。

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